結婚や同棲で新しい生活が始まると、わくわくすると同時にやらなければならないことが山積みです。特に新居への引っ越しを控えている場合、必要な物を準備することが最優先。
私は2021年に同棲⇒結婚の順で生活環境が変わりましたが、一人暮らしが3年ほどあったので久々に誰かと一緒の生活でした。
この記事では筆者の経験談も踏まえ、新生活をスムーズにスタートさせるための準備と、新居チェックで失敗しないポイントを解説します。
必要なものから便利グッズまで、生活を快適にするアイテムも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
新居チェックの重要性
新生活を迎える前に、まずやるべきことは「新居チェック」です。家具や家電が全て揃っていると思っても、引っ越し後に不便を感じることが多いため、事前に必要なチェックをしておくことが大切。
立地と階数は最優先で考える必要があります。
ここでは下の3つについて解説しますね。
・立地と階数
・部屋の広さと収納
・設備の確認
・インターネットや電気の契約
立地と階数
共働きの場合は、新居は互いの職場からどの程度の距離かも考える必要があります。特に、片方が公共交通機関の場合は距離だけでは決められません。
バスや電車の本数が少ない、片方は自動車通勤だから少し融通が利くなどがありますね。
鉄道の駅から徒歩7分以内、バス停が近い事は大事です。理想は、GO TAXI(スマホでタクシーを呼べるアプリ)の対応圏内であること。
また、防犯上の理由から2階以上の方が安全と考えられる女性の方は一定数いらっしゃいます。東京都の例では窓やベランダからの侵入が半分程度ありますが、1階は地上からそのままベランダに入れたりするので、納得できますね。
参考資料:令和5年度版東京都の居住侵入まとめ
もし次住む予定のところが1階であっても、後から防犯対策は可能です。警視庁のHPに詳しく載っていますが、窓・ドアの場合にできる対策例を抜粋しますね。
■窓の防犯対策
・補助錠を取り付ける
・防犯フィルムを貼付する
・防犯性能の高い建物部品(CP部品)に交換する
■ドアの防犯対策
・補助錠を取り付ける
・ガードプレートを取り付ける
・防犯性能の高い建物部品(CP部品)に交換する
東北の場合、冬は地面からの冷気を避けるために2階以上がおススメですが。。
東北に来て最初は1階に住んでいましたが、暖房が効かなかった。。
部屋の広さと収納
新居の間取りや収納スペースが自分のライフスタイルに合っているか確認。特にクローゼットやキッチンの収納は使い勝手に直結します。
夫婦2人暮らしなら、1LDK~2LDKがよく選ばれますね。我が家は子供が1人生まれましたが、まだ2LDKで間に合っています。
2人暮らしで考えられる間取りは、例えば下の4つに分類されます。大まかな特徴を書きますね。
・1LDK
1人の専用スペースがない、築浅物件多めで家賃が高め。
・1K/1DK
1LDKより家賃が低め。基本的に2人が住めるように作られていない。
・2K/2DK
家賃安めの物件が多い傾向。1人の専用スペースが作りやすい。
・2LDK/3LDK
部屋の使い道を自由に決めやすい。家賃は高め。
設備の確認
水回り(トイレ・キッチン・お風呂)の状態、エアコンや給湯器の動作チェックを忘れずに。新居で快適に過ごすためには設備が正常であることが必須です。
会社の同僚は、冬に給湯器が凍ってお湯が出なくなってました。
特にキッチンでは、食器洗い機(食洗機)が設置可能かを確認しておくと便利です。手洗いの手間が省け、毎日の生活がぐっと快適になります。
食洗機があると、お皿洗いが断然ラクになります。ただ、2~3人向けとなると種類がたくさんあるので、選ぶのもなかなか難しい。
なので、別記事にて2~3人向け食洗機を比較した記事も用意しました。
インターネットや電気の契約
生活に欠かせないインターネット回線(Wi-Fi)や電気の契約を事前に確認しておきましょう。特にインターネットは速度やプロバイダー選びが重要です。
ただ、築年数の浅いアパートやマンションなら、設置済みのWi-Fiで十分速度が出るので心配いらないですね。
例えば今筆者の住んでいるアパートは2018年に建っていますが、通信速度は不快感なしです。
備え付けのWi-Fiがアパートに無い場合、通信会社に契約しに行かなければなりません。
モバイルWi-Fiは通信速度が遅く、在宅勤務には向かない事もあるので置くタイプがおススメ。
会社ごとの比較をしてくれているサイトがあるので、こちらに紹介しますね。
新生活に必要なアイテムリスト
引っ越しをスムーズに行うためには、まず新居に必要な基本的なアイテムを揃えることが欠かせません。
家具や家電、生活用品など、最低限必要なアイテムをリスト化して、買い忘れがないように準備しましょう。
・寝具(ベッド・布団)
・家具(ソファ・テーブル・椅子)
・家電(冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ)
・キッチン用品(調理器具・食器)
順に解説していきますね。
寝具(ベッド・布団)
睡眠環境は生活の質に直結します。自分に合ったベッドや布団を選び、寝室のスペースにぴったりのアイテムを見つけましょう。
私は、寝具にエアウィーブ(シングル)を買いました。睡眠は人生の1/3もの時間を占めるので、なるべく質の良いものが望まれます。
家具(ソファ・テーブル・椅子)
部屋のレイアウトを考え、使いやすい家具を選んで配置します。特に、リビングやダイニングの家具は長く使うため、機能性も重視しましょう。
家具配置のコツは、SUUMO(スーモ)から記事が出ています。
冷蔵庫や洗濯機など大型の家電が一人暮らしサイズ(例:洗濯機6.0kg、冷蔵庫180L程度)なら大丈夫ですが、サイズアップする場合は運び込めるかを確認しておく必要があります。
メゾネットは通路の幅が1m程度なので、内見の際は家具・家電のサイズと比較する事を忘れないでください。
家電(冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ)
冷蔵庫や洗濯機は、引っ越し前に大きさや配置を考慮して選ぶと良いです。特に、ドラム式洗濯乾燥機は一台で洗濯から乾燥までこなせるため、時間短縮につながります。忙しい生活に大いに役立つ家電です。
ただ、ドラム式洗濯乾燥機は “重量80kg近くある” & “横幅がある” ケースが多く、アパートを探す際には事前確認が必要です。
結婚して同棲を始める場合、独身時代の冷蔵庫をそのまま使うか迷いますよね。
自分は独身時代のものをそのまま使っていますが、子供が生まれた今でも頑張ってくれています(中はパンパン)。
買い替える優先順位は高くなくても大丈夫そうですね。
キッチン用品(調理器具・食器)
引っ越し後、すぐに料理ができるようにキッチン用品を整えておきましょう。包丁や鍋、食器類は特に重要です。
便利グッズで新生活を快適に
生活をより快適にするためには、便利グッズの活用も欠かせません。少しの工夫で、日々のストレスを減らし、より楽しい新生活を実現できます。
・食洗機
・収納グッズ
・コードレス掃除機
・ロボット掃除機(ルンバ)
・自動調理器具
・スマート家電
特に独身から同棲に変わる場合は、お皿の量が倍になり手洗いは苦痛です。食洗機は最優先で揃えたいですね。
食洗機
毎日のお皿洗いは時間に換算すると、1回あたり15~20分ほど。長いと30分はかかります。
食洗機があれば、お皿と食洗機用洗剤を入れてスイッチONで完了。新生活の負荷を減らせるので、おススメです。
我が家ではパナソニックのプチ食洗機NP-TCR4が活躍しています。小さい子供も1人いますが、今はこれで十分。
もう少し大きくなってきたら、1サイズ上のスリム食洗機NP-TSP1も良いかなと思っています。
もし他のモデルも検討に入れたい場合は、比較記事を用意していますので参考にしてください。
収納グッズ
収納スペースを最大限に活用するために、引き出し整理トレーや吊り下げ式収納ボックスなどを活用。整理整頓がしやすくなり、部屋が広く使えます。
ニトリや無印良品から多く出ていますね。ニトリ・無印良品オンリーで揃えると、机や棚の高さと収納ボックスの高さがシンデレラフィットするので、おススメです。
コードレス掃除機
生活空間の清潔を保つために、コードレス掃除機は非常に便利です。軽量でコンパクトなモデルを選べば、部屋の隅々まで簡単に掃除できます。
ロボット掃除機(ルンバ)
掃除の手間をさらに減らすなら、ルンバのようなロボット掃除機がおすすめです。家の床を自動で掃除してくれるため、特に忙しい方や掃除が苦手な方にはピッタリです。
自動調理器具
時間がない時に役立つのが、自動調理器具(ホットクックなど)です。手軽に調理できるアイテムを取り入れると、料理がぐっと楽になります。
スマート家電
スマートスピーカーや照明を自動で調整するスマート照明など、テクノロジーを活用した家電は新生活を一層便利にしてくれます。
引っ越し後の生活をスムーズにするためのヒント
引っ越しが完了した後も、すぐに生活が軌道に乗るわけではありません。最初は整理整頓や手続きで忙しいもの。以下のポイントを押さえて、スムーズな新生活を送りましょう。
・必要な手続きを早めに済ませる
・近隣の情報収集
必要な手続きを早めに済ませる
住民票の移動、公共料金の支払い、郵便物の転送手続きなど、引っ越し前後に必要な手続きは早めに済ませておきましょう。
下に挙げる項目は、引っ越し前1週間以内に手続きが必要です。
・郵便局の転居/転送サービス
・電気/ガス/水道の停止手続き(引っ越し元)
・電気/ガス/水道の開始手続き(引っ越し先)
・固定電話の引っ越し手続き
下に挙げる項目は、引っ越し後2週間以内に手続きが必要です。
・転入届の提出(別の市区町村に引っ越しの場合)
・転居届の提出(同じ市区町村に引っ越しの場合)
・マイナンバーの住所変更
・印鑑登録(別の市区町村に引っ越しの場合)
・免許証/車庫証明/車検証
近隣の情報収集
新しい街のスーパーやコンビニ、飲食店などの場所を把握しておくと便利です。周辺情報を事前にチェックしておくことで、生活のストレスが減ります。
まとめ
新生活をスタートするためには、準備が重要です。新居のチェックをしっかり行い、必要なアイテムを揃え、便利グッズを活用することで、快適な生活が実現できます。また、引っ越し後の手続きや生活空間の整理整頓も忘れずに。少しの工夫で、毎日がもっと楽しく、ストレスフリーなものになりますよ。
新しい生活を迎える準備を進める中で、これらのポイントをしっかりと押さえて、素晴らしいスタートを切りましょう!