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子育て共働き夫婦に家事代行サービスはおススメできる?|家事を減らす他の方法もご紹介

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記事の要点

子育て世代にとって、家事と育児の両立はとても大変です。共働きとなると、そのハードルは一気に上がりますよね。

そんなご家庭には家事代行サービスもおススメできますが、そのメリット・デメリットは何か?他にも考えられる方法は無いか?見てみました。

夫婦共働きの場合、家に帰ってからの家事が億劫になる事ありますよね。特に子育ても並行されている場合、保育園の送り迎えから帰ってからこなさなければならない場合も。

筆者

外では仕事、帰ってからは育児・家事の対応に追われると、余裕がなくなりそう。。

というわけで、最近では家事代行サービスが注目されてきています。我が家でも半年間利用しました。

自分がいなくても家の中のことを一通りやってくれるサービス。今回はどんな人に向いているのか、実際にどんなことが依頼できるのかなどを見ていきます。

家事代行サービスの利用が向いているご家庭

自分の代わりに家事をやってくれるので、忙しいご家庭ほど向いています。具体的には、下の状況に当てはまる場合ではないでしょうか。

・家事の押し付け合いでケンカが起きる
・家事をする時間的な余裕がない
・育児に集中したい
・自分の時間をもっと確保したい

物理的、そして精神的な余裕を確保する必要があるご家庭がメインとなります。順に見ていきましょう。

家事の押し付け合いでケンカが起きる

食器洗いやりたくないなぁ…

仕事で疲れて帰ってきたら家事がまだだった。となれば、気合を入れ直さなければいけません。

筆者

今日は仕事でも散々だったし、めっちゃ疲れてるからやってくれないかな。。

と相手に期待しながら他事をするorスマホを触っていて、お互いにやってほしいオーラを出す。。そうなると、しびれを切らした方が家事をすることになります。

食器を手洗いする様子

どちらかが毎回しびれを切らしていては、いつか不満が爆発しますよね。ケンカが多いと、家に帰ってからも気が休まりません。

家事をする時間的な余裕がない

仕事の日は遅くまで残業だと、帰ってから家事をする時間はなかなか取れません。そうなると、料理はレトルトや総菜ばかり、洗濯なども溜まっていく一方ですよね。

または、家に帰ってからは育児が忙しくて家事する余裕までない、という方もいらっしゃるかと思います。

筆者

夫婦共に家事の時間が取れない場合は、代行サービスにやってもらう方が良いかもしれません。

お買い物・洗濯・掃除・食器洗いなどなど定期 or 1回から選べる!

育児に集中したい

“家事をする時間的な余裕がない” と少し似ているかも知れません。ママの場合のみ掲載されていますが、パパの育児参加時間が少ないとママの離職率が上がる結果に。

グラフ引用元:第3節 「令和モデル」の実現に向けて | 内閣府男女共同参画局

家事をしている間は育児ができないですが、家事の途中でも子供が寄ってくることはよくあります。

筆者

キッチンに立っていると、よく「遊んで!」と言わんばかりに寄ってきて、キッチンと自分の間に入られます。

相手ができずに申し訳ない…となる場合、家事は誰かに任せて育児に集中したいですよね。

自分の時間をもっと確保したい

育児の時間は設けられている、けどこのままだと自分の時間がなくてストレス…という方にも、家事代行サービスは向いていると言えるでしょう。

お買い物・洗濯・掃除・食器洗いなどなど定期 or 1回から選べる!

筆者

家事代行サービスをしてもらっている間は手元の家事や育児を進めるのも良し、まとまった時間を取らないとできない趣味に没頭してもよしですね!

家事代行サービスのメリット

では、家事代行サービスによるメリットを具体的に見てみましょう。次の5つが挙げられます。

・子供と過ごす時間を増やせる
・家族とのコミュニケーションに使う時間が増やせる
・自分時間を確保できる
・心の余裕ができる
・体力面の余裕ができ、仕事にもやる気が出る

メリット①子供と過ごす時間を増やせる

共働きの夫婦が家事代行を利用することによって、浮いた時間を子どもの世話に充てることが可能になります。例えば厚生労働省の調査によると、共働き家庭の育児時間は父母ともに短くなる傾向がありますが、家事代行を活用することでそのギャップを補えるかもしれません。

※参照元:厚生労働省委託事業_令和4年度 仕事と育児の両立等に関する実態把握のための調査研究事業

日々の家事ルーティンが1つでもなくなるだけで、子どもと接する時間を十分に増やすことができ、育児に専念できるようになります。

筆者

子どもと一緒に過ごす時間が増えることで、子どもの情緒的安定や親子間の信頼関係を築く助けになるという研究結果も報告されています。

※参照元:鳴門教育大学研究紀要_親子の信頼関係尺度に関する予備的研究

メリット②家族とのコミュニケーションに使う時間が増やせる

家事代行サービスを利用することで、家族団らんの時間を増やすことができます。家族で一緒に夕食を取ったり、会話をする時間が増えると、子どもの発達において重要とされる親子間の交流が深まります。

筆者

家族全員で食事をとり、雑談をすることは、子どもの語彙力や学力の向上に寄与することが指摘されています。

ハーバード大学の研究によれば、家族全員がそろって食事をとる家庭の子どもは、そうでない家庭の子どもに比べて、語彙力が豊富で学力が高いことが示されています。

また、家族で過ごす時間が増えることで、子どもの情緒の安定や対人関係の向上にもつながります。家族での食事は、子どもの知識、語彙力、コミュニケーション力を発達させるだけでなく、情緒の安定や親子関係の良好さにも寄与することが報告されています。

※参照元:8か月の追跡調査で、子供と青年の一般的な精神障害における家族の食事頻度の役割 – PMC
※参照元:ユニセフ レポートカード 16 「子どもたちに影響する世界 先進国の子どもの幸福度を形作るものは何か」

さらに、家族での団らんは、子どもの幸福度にも影響を与えるとされています。例えば、スウェーデンでは、家族で過ごす時間が増えた結果、子どもの学力が飛躍的に伸びたことが報告されています。

筆者

ただ、収入のためには仕事に時間を割くのは仕方がないので、理想論かなと思ったり。

これらの研究結果から、家事代行サービスを活用して家族で過ごす時間を増やすことは、子どもの発達や幸福度にとって重要であると言えます。

メリット③自分時間を確保できる

家事代行サービスの利用により、家事の負担が軽減されると、子育てや家族との時間だけでなく、自分自身の自由な時間も確保できるようになります。この自由時間の活用は、精神的な健康を維持する上で非常に重要。

自分の時間を楽しむ女性

例えば、趣味に時間を費やすことは、ストレスの解消やクリエイティビティの向上に寄与することが分かっています。

適度なストレスはクリエイティビティを高める一方、過度なストレスは逆効果であるとされており、趣味を通じて適切にストレスを管理することが推奨されています。

※参照元:ヤーキーズ・ドットソンの法則

また、「何もしない」という贅沢な時間の過ごし方も、過度なプレッシャーから解放される効果があり、心身の回復に役立ちます。

オランダでは「ニクセン(Niksen)」と呼ばれる「何もしない」時間を持つ習慣が推奨されており、これにより心身がリラックスし、ストレスが軽減されるとのこと。

参照元:オランダ流「何もしない」はこんなに効果的、自分を義務感や生産性から解放しよう | Business Insider Japan

さらに、適切な休息やリラックスは、仕事の効率や生産性を高める効果もあります。短時間の仮眠や自然の中での散歩など、意識的に休息を取り入れることで、心身の健全を保つことができます。

※参照元:2021年にアメリカ国立衛生研究所(NIH)の研究チームが発表した論文「Consolidation of human skill linked to waking hippocampo-neocortical replay」

これらの研究や実践例から、家事代行サービスを活用して自由な時間を確保し、その時間を趣味やリラックスに充てることは、精神的な健康維持やクリエイティビティの向上に有効であると言えます。

メリット④心の余裕ができる

共働きで忙しい夫婦が家事について言い争うことが減ると、夫婦関係が円滑になり、心にゆとりが生まれます。

筆者

家事代行サービスで家事の負担が減ると、ストレスが減って夫婦間のコミュニケーションが取りやすくなりそうですね。

実際、家事分担に関する不満が夫婦間の喧嘩の主要な原因の一つであることが調査で示されています。

例えば、東京都の調査では、男性の78.3%が家事・育児分担に「満足している」と回答した一方、女性の52.1%が「不満がある」と答えています。このような不満が夫婦間の摩擦を生む要因となっています。

※参照元:令和5年度 調査結果レポート及び報告書|東京都生活文化スポーツ局20231120【修正2】_東京都様記事PDF

家事代行サービスの利用は、こうした家事負担の偏りを解消し、夫婦間の衝突を未然に防ぐ効果が期待できます。家事代行サービスを提供する企業の調査によれば、夫婦間でお金の話ができている場合、家事協力度も高く、夫婦円満度が1.3倍高いことが判明しています。

※参照元:「ベアーズとRENOSYが共同調査」お金の話ができている夫婦ほど1.3倍夫婦円満、家事協力度も高いことが判明!をリリース

メリット⑤体力面の余裕ができ、仕事にもやる気が出る

共働き世帯が家事負担を軽減することで、時間的・精神的・肉体的な「ゆとり」を取り戻すことができます。この「ゆとり」は、仕事に対するモチベーションや集中力の向上につながります。

実際、労働環境の改善やワーク・ライフ・バランスの向上が生産性を高めるという研究結果もあります。例えば、日本生産性本部の報告書では、ワーク・ライフ・バランスの実現が生産性向上の基盤であると指摘されています。

※参照元:「成長戦略の基盤はワーク・ライフ・バランス」アピール発表 | 調査研究・提言活動 | 公益財団法人日本生産性本部

筆者

余裕ができてストレスも減り、仕事・家事・育児への集中力もアップ!

家事代行サービスで依頼できる内容

家事代行サービスが向いているご家庭を幾つか挙げさせていただきました。次に、具体的に依頼できる家事を見てみましょう。

詳細の部分はサービス会社の担当と相談する必要があると思いますが、代表すると下の4つが挙げられます。

・お風呂掃除や部屋の床掃除
・買い物
・料理
・洗濯やアイロンがけ

普段あまりやらない家事も依頼できるので、面倒・苦手な分野ほどやってもらった方がストレスフリー・時間確保も進みますね。

お買い物・洗濯・掃除・食器洗いなどなど定期 or 1回から選べる!

家事代行サービスは費用が掛かりがち

依頼できる家事も多く、利用すればかなりの余裕ができそうな家事代行サービス。ですが、最大のデメリットに料金の高さがあります。ここでは、実際のデータも含めてみていきますね。

世帯年収700万以上が目安

2014年と少々古いデータですが、家事代行サービスを利用している割合は年収700万円以上から高くなる傾向があります。

これは、共働きかどうかによらずでした。

データ引用元:平成26年度女性の活躍推進のための家事支援サービスに関する調査

相場としては、1時間あたり3,000円前後です。なので1回につき2時間、隔週で入ってもらうと 3,000円×2時間×2回/月=12,000円/月 の固定費が掛かってきます。

家事代行サービスは年間14.4万円のコストがかかる

筆者

我が家も自治体の助成で半年ほど利用していた時期がありますが、1時間あたり3,000円くらいだったのを記憶しています。

少し家計に余裕がないと、家事代行サービスの利用にも勇気が要りますよね。。

時短家電の導入も考えてみる

家事代行サービスは便利だけど、お金が掛かりすぎるので頼むのは難しい…という方には、時短家電を導入することで家事負担を減らす方法があります。

時短家電の代表例4つ

令和版3種の神器とも呼ばれているドラム式洗濯乾燥機ロボット掃除機食洗機に加え、ホットクックも具材を入れておくだけでOK。立派な時短家電ですね。

ドラム式洗濯乾燥機:服の洗濯・乾燥まで自動化。
ロボット掃除機:部屋の床掃除を自動化。
食洗機:食器洗いを自動化。
ホットクック:煮込み料理などを自動化。

ただ、時短家電4つ全てを一気に導入するのはコストが掛かりすぎる…という方は、食洗機を最初に導入されることをおススメします。

最もコストパフォーマンスが高いのは食洗機

時短家電のうち、最初に導入したい家電が食洗機。理由に、使用頻度と価格が挙げられます。

食洗機がおススメできる理由

使用頻度:毎日使う(食器が多ければ1日2回)
価格:時短家電の中で最も安い(~3人サイズは4万円弱から)

食洗機のレンタルから始めてみても良い

時短家電の中では使用頻度も高く、コストパフォーマンスも優秀な食洗機。ですが、数万円の買い物はやっぱり失敗したくないですよね。

そんな時は、食洗機のレンタルサービスを利用すると解消できます。実際に使ってから購入するか・使い続けるかなど決められるので、効果があるかを試したい方にピッタリ。

ここでは2つ紹介しますね。

おススメレンタルサービス

レンティオ…多くのモデルから選べる
パナソニック公式…3~4人は1モデル、コストパフォーマンス優秀

筆者

タンク式食洗機も含めてたくさんのラインナップから食洗機を選びたい方には、レンティオがおススメ。

筆者

食洗機のレパートリーは少ないけど、レンティオよりコストパフォーマンスが良くて信用できる会社で利用したい方は、パナソニック公式が運営のサービスがおススメ。

  • 初月無料!パナソニックの食洗機レンタルサービス

リンク先:【パナソニック公式通販】家電・電化製品なら安心のPanasonicオンラインショップ
*定額利用プランを契約後36ヵ月迄に解約の場合、解約手数料として2ヵ月分相当の利用料が必要です。

筆者

クリック後、少し下にスクロールすると食洗機のコーナーがあります!

まとめ

今回は育児・家事で忙しいご家庭に、家事代行サービスはおススメできるのかということで見てみました。

・家事代行サービスでは掃除や買い物など様々な内容を依頼できる
・家事代行サービスの費用は月1万円以上になる事が多く、年収700万円以上ないと検討に挙がりにくい
・時短家電を導入することで、掃除・洗濯・お皿洗いの負担は軽減できる
・時短家電を使ってから決めたい方はレンタルサービスを考えてみる

家事代行サービスは便利ですが高額になりやすく、経済的な余裕がないと厳しいという事が分かりました。その点、時短家電であれば買った時のみ数万円の負担で済むので、家計には優しいですね。

時短家電の初期費用数万円が厳しい場合でも、レンタルサービスを使えば月数千円から始める事ができ、家事代行サービスの半分以下でOK。

  • 初月無料!パナソニックの食洗機レンタルサービス

リンク先:【パナソニック公式通販】家電・電化製品なら安心のPanasonicオンラインショップ
*定額利用プランを契約後36ヵ月迄に解約の場合、解約手数料として2ヵ月分相当の利用料が必要です。

家事・育児の負担を少しでも軽くするために、導入を検討されるのはいかがでしょう。