食洗機を買う前に一度試してみたい・初期費用が気になる方のために、パナソニックから出ている食洗機レンタルサービスを紹介します。
レンタルサービスの特徴
・ラインナップ:タンク式/据え置き型切替可能な食洗機NP-TSP1
・価格:月々2570~2720円 (レンタル総額と本体価格の差分が少ない)
・サービス:3年レンタル後に進呈、以降1年間まで無償保証
食洗機を家に置きたいけど、初期費用が掛かるな。。どれくらい家事の助けになるか実際に使ってみたいな。。という方もいらっしゃいますよね。
そんな方のために、今回はパナソニックの食洗機レンタルサービスを紹介します。
食洗機レンタルサービスは他にも数社展開していますが、コストパフォーマンスの面からもパナソニックがおススメです!
食洗機レンタルサービスを展開している企業はパナソニックの他にもありますが、パナソニックの食洗機レンタルサービスがダントツでおススメできます。
・月々のレンタル代金が安い(月単価目安5~7割程度)
・レンタル期間中は製品保証あり
・レンタル開始時に半年分の食洗機用洗剤が付いてくる
つまり、経済面・サービス面で安心して使えるサービスということ。他のレンタルサービスで上記3つが揃っているところはありませんでした。
なので、食洗機を買おうか迷う…という方は、まずはコスパ良し・製品保証ありのパナソニック食洗機レンタルサービスから試してみてはいかがでしょうか。
次から詳しく説明しますね。
パナソニックの食洗機レンタルサービスとは?
食洗機が月々2000円台でレンタルできるサービスです。
レンタル期間中の保証や修理サービスなどもしっかりしていて、大手ならではの安心感がありますね。
- 初月無料!パナソニックの食洗機レンタルサービス
パナソニックは良心的で、満期レンタルしても原価との差は1万円以内で済みます。
貸し出している食洗機はNP-TSP1/NP-TML1
レンタルできる食洗機は、スリム食洗機NP-TSP1と一人暮らし用食洗機NP-TML1の2種類。
2つの性能は以下の通り。

NP-TSP1はタンク式・据え置き型の切替可能な食洗機です。
食洗機には大きく分けてビルトイン・据え置き型・タンク式の3種類があります。このうち、アパートに設置可能なのは据え置き型とタンク式の2つ。
・据え置き型:
設置には分岐水栓・設置工事が必要だが普段の使い勝手が良い
・タンク式:
置くだけでOKなので設置は楽だが、使用時には毎回タンクに給水しなければならない

据え置き型・タンク式はそれぞれメリット・デメリットがあるので、ご自身の生活様式・予算に応じて選択される事がベスト。
夫婦2人暮らし向けの食洗機5選(タンク式・据え置き型)で詳しくまとめたので、参考になれば幸いです。
※今回はNP-TSP1をメインに紹介しますが、以降の内容はNP-TML1のレンタルを検討される場合も同じ考え方で問題ありません。
NP-TSP1は本体 / 本体 + 専用設置台 の2コース
NP-TSP1は2021年秋に発売されたモデルで、タンク式・据え置き型の切り替えができます。
タンク式は設置の手間やコストが掛からない反面、運転時は毎回タンクに水を入れる必要があります。
一方で据え置き型は設置時に分岐水栓(1.2万円程度)の購入・蛇口から給水ホースを引っ張る必要がりますが、運転時はスイッチとボタンを押せば食器が洗えます。
我が家では1サイズ小さいプチ食洗機NP-TCR4を使っていますが、NP-TSP1が出るのを待っていれば良かった…と少し後悔。。
どのあたりがNP-TCR4より優れているかは、NP-TSP1との比較記事を書いたのでそちらに紹介しますね。
専用設置台は台所にスペースが上手く作れないご家庭むけで、シンクに橋渡しで板を付けて食洗機を置けます。
イメージは下の通り。
動画の3:20あたりです。ミーウェルChさんの動画より:(258) 初めての食洗機!Panasonicプチ食洗「NP-TCR-4-W」買いました。電気工事と水栓水道工事を頼まなきゃ…? ミーウェル – YouTube
パナソニック食洗機レンタルサービスのメリット
パナソニックの食洗機レンタルサービスでおススメな点は何といってもコストパフォーマンスですが、他にも推せる内容を紹介します。
具体的には以下の通り。
①他の食洗機レンタルサービスと比較しコストパフォーマンスが良い
②レンタル期間中は食洗機を無償保証(自然災害・故意の損傷以外)
③食洗機本体を買う場合と比較して割高にならない
④利用初回に半年分の専用洗剤がついてくる
⑤36カ月(3年間)利用の後、レンタルした食洗機がもらえる
⑥レンタル期間中はいつ解約しても一律5,140円
順に紹介しますね。
他の食洗機レンタルサービスと比較してコストパフォーマンスが良い
他の食洗機レンタルサービスにはCLASがありますが、1カ月あたりのレンタル料がパナソニックより1000円以上高め。
参考までに、各レンタルサービスの料金一覧を載せますね。

※DMMいろいろレンタルは、23年5月末を持って新規受付を終了しました。。
コストパフォーマンスの面で、パナソニックが最も優秀です。
レンタル期間・料金・評判については、【パナソニック1択】2~3人用食洗機レンタルサービス比較の記事に掲載しました。ご参考までに。
レンタル期間中は食洗機を無償保証(自然災害・故意の損傷以外)
メーカーの製品保証期間は、通常1年のものが殆ど。
ビッグカメラは、メーカーとは別に4年間の安心延長保証を付けていたりします。
ですが今回のパナソニック食洗機レンタルサービスでは、レンタル期間中+サービス終了後1年間の合計4年間に無償保証が付いているというありがたさ。
パナソニックでは家電レンタルサービスに関するカスタマーセンターを設けています。
・電話:0120-878-131 (平日10~18時)
・パナソニックストア会員:専用HP
・ゲスト:専用HP

使って4年までなら、食洗機に万が一のトラブルがあっても無料で修理できちゃいます!
食洗機本体を買う場合と比較しても大きく割高にならない
レンタル対象の食洗機の原価と月々の料金は以下の様になります(食洗機本体のみ)。
スリム食洗機NP-TSP1(4人までのサイズ)
・本体価格:89,000円
・月々のレンタル価格:2,570円
⇒36カ月のレンタル料金:2,570 × 36 = 92,520
本体価格との差分:92,520 – 89,000 = 3,520円
NP-TML1(一人暮らし用)
・本体価格:38,000円
・月々のレンタル価格:2,570円
⇒36カ月のレンタル料金:1,290 × 36 = 46,440
本体価格との差分:46,440 – 38,000 = 8,440円

スリム食洗機NP-TSP1は総レンタル料金と本体価格の差が3,500円程度しかなく、この差で無償保証期間が3年追加されるなら安いですね!

本体を買うのに対してレンタルサービスを利用する上でのコスト増加は小さく、月々の家計負担も少ないので十分おススメできます。
利用初回に半年分の専用洗剤がついてくる
パナソニックの食洗機レンタルサービスでは、食洗機と一緒に専用洗剤(チャーミークリスタ)も付いてきます。
1日5g換算で半年分なので、5×30×6=900g分ですね。
この量は、粉末状の食洗機用洗剤としてメジャーな「フィニッシュ」1袋と同じ量です。
因みに、食洗機用洗剤には、粉末状やジェル状など様々な種類が販売されているんですね。
どれが良いの?とお困りの方は、洗剤のタイプと向き・不向きをコスパは粉末状がダントツ】食洗機用洗剤にまとめたので、参考になれば幸いです。
36カ月(3年間)利用の後、レンタルした食洗機がもらえる
レンタルサービスの契約期間は3年ですが、期間満了時には食洗機が進呈されます。
利用中の買い取りも可能で、レンタル代金として払ったお金が役に立ってくれます!
使っている間に食洗機を欲しくなっても、今まで払ったレンタル代金を頭金として使えるのはありがたいですね。
NP-TSP1をレンタル期間中に買い取る場合、借りてからの期間で料金が異なります。
・NP-TSP1本体:1カ月のレンタルで買取価格 -2,570円
・NP-TSP1本体 + 専用置台:1カ月のレンタルで買取価格 -2,720円

パナソニックHP参考:食器洗い乾燥機定額利用サービス【パナソニック公式通販】 (panasonic.jp)
途中買取でも契約満了でも、支払う金額は同じ。
とても魅力的ですね。
レンタル期間中はいつ解約しても利用料金の2カ月分+330円
解約の場合は利用コースに応じた金額が掛かります。
NP-TSP1の場合、2コースあるので以下の通り。
・NP-TSP1本体:2,570 × 2 + 330 = 5,470円
・NP-TSP1本体 + 専用置台:2,720 × 2 + 330 = 5,770円
最大でも6000円弱で解約できるようになっています。
ただし、NP-TSP1はリセールバリューが高い食洗機です。原価89,000円に対し、メルカリでの相場は60,000円前後。
1年以上レンタルしてから解約する場合、本体を購入し中古売却した場合よりも出費が増えます。
NP-TSP1がメルカリでいくらで売られているか、23年7月時点で確認してみました。
スマホで検索をかけてみると、概ね6万円前後ですね。

パナソニック食洗機レンタルサービスのデメリット
パナソニックでの食洗機レンタルについてメリットを挙げてきましたが、デメリットも何個かあります。
・自動給水(据え置き型)にするなら分岐水栓と給水ホースが必要
・レンタル申し込みに際して必要な手順が多い
順に見ていきましょう。
自動給水(据え置き型)にするなら分岐水栓と給水ホースが必要
NP-TSP1はタンク式食洗機をメインに考えられているため、蛇口から食洗機に繋げる給水ホースが付属していません。
楽天市場などでも、給水ホースは付属していませんでした。。
別売りの分岐水栓・給水ホースを使えば据え置き型食洗機としても使えるのですが、その場合は追加費用が掛かってしまうのも難点ですね。
必要な追加費用は1.9万円前後となります。
項目 | 据え置き型 (スリム食洗機NP-TSP1) | タンク式 (ソロタNP-TML1, スリム食洗機NP-TSP1) |
分岐水栓取り付け費用 食洗機取り付け費用 | 業者に頼む:5000-7000円 | 0円 |
分岐水栓の費用 | 12000円程度 | 0円 |
分岐水栓取り付け時間 食洗機取り付け時間 | 1時間程度 | 10分程度 |
その他、据え置き型食洗機の設置コストについては【2万円は必要!】アパートへの据え置き型食洗機設置を解説の記事にまとめました!
レンタル申し込みに際して必要な手順が多い
パナソニックの食洗機レンタルサービスを使う場合、まずはユーザー登録からしなくてはいけません。
この手順なんですが、「会員登録」「パナソニック内で使えるポイント(パナソニックコイン)の利用登録」「本人確認書類の提出」があり、やや手間が掛かるんですね。。
パナソニックの動画やコンテンツ利用で貯まるポイントで、1ポイント=1円相当で使えます。

他ポイントに交換もできて、主に下のサービスと連携しています(交換後は目減りするケースが多いのでご注意ください…)。
・ANAマイレージ
・dポイント
・LINEポイント
・JALマイレージ
・nanacoポイント
・Pontaポイント
具体的な手順は主に4つ。
①パナソニックストアHPからプランを選択
②会員登録
③パナソニックコインの利用手続き
④本人確認書類の提出
下にあるパナソニックストアのHPより「NP-TSP1」を検索し、会員登録から始めます。
- 初月無料!パナソニックの食洗機レンタルサービス
会員登録への進み方は、以下の通り。
- 検索欄に”NP-TSP1″と入力しEnter
- 定期利用サービスの案内が出るので、好きな方をクリック
- 「選択したコースをお申込み」をクリック(ない場合は④にskip)
- 会員登録の必要があるので、必要事項を入力し進めてください



順番に案内されるので、やや手間がかかりますが入力を進めます。
スリム食洗機NP-TSP1のレンタルが向いている人
NP-TSP1のレンタルサービスについて紹介してきましたが、実際にレンタルするとメリットが大きいのはどんな方でしょうか。
具体的には下の様になります。
①3人家族の方(4人家族はギリギリ不足する可能性)
②大きな出費を抑えたい方
③長い保証期間を付けて食洗機を使いたい方
④転勤が多く、タンク式として食洗機を使いたい方
NP-TCR4自体の機能が充実しているため、幅広い需要に対応できます
上に挙げたもののうち2~4番はメリットの項目で紹介したので、ここでは1番目をピックアップしますね。
3人家族の方(4人家族はギリギリ不足する可能性)
我が家では1周り小さいサイズのNP-TCR4を使っています。
夫婦2人暮らしの共働き家庭ですが、平日は2人分のお皿が丁度収まる点数(18点)です。
なので、24点まで入るNP-TSP1では3人までならピッタリ、4人はギリギリとなります。
NP-TCR4でも詰め込めば20点までは洗えそうだったので、NP-TSP1もお皿の入れ方次第では24点より多く洗えるかもしれませんが。。
NP-TCR4では普段から18点より多少多くの食器を入れて使ったりしていますが、洗いあがりは問題ありません。

まとめ
今回はパナソニックから出ている食洗機レンタルサービスを紹介しました。
- メリット
- ・タンク式/据え置き型の切替可能なNP-TSP1がレンタルできる
- ・36カ月レンタルの後、食洗機は進呈。さらに以降1年まで無償保証
- ・総レンタル代金と本体価格の差は 3,520円
- デメリット
- ・タンク式食洗機としてレンタルされる
- 据え置き型として使用する場合は別途分岐水栓/給水ホースの購入が必要
- ・4人家族以上の世帯には食洗機の容量が不足する可能性
- ・タンク式食洗機としてレンタルされる

食洗機が自分に合っているか見てから購入・使用するか決めたいという方にはおススメのレンタルサービス。
パナソニックから出ている低リスクのプランを試してみるのも良いですね。
- 初月無料!パナソニックの食洗機レンタルサービス