パナソニックから販売されている据え置き型のプチ食洗機NP-TCR4と、スリム食洗機NP-TSP1を比較しました。
・サイズ:NP-TSP1の方が一回り大きく7kg程度重い
・価格:NP-TSP1の方が5万円程度高い
・機能:NP-TCR4はタンク式に切替できない
⇒NP-TSP1はタンク式・据え置き型の切替可能
⇒⇒他のタンク式と比較し、NP-TSP1は食洗機正面下に給水口があるため便利
結論、3人以上のご家庭で転勤が多い場合はNP-TSP1がおススメ。
本ブログではパナソニックのプチ食洗機NP-TCR4を21年8月に購入し、今日まで大活躍してくれています。23/12現在では後継機のNP-TCR5が販売中。サイズ・スペックは同じです。
一方で、プチ食洗機NP-TCR4より少々大きいながらも、パナソニックから初のタンク式・据え置き型切り替え型の食洗機NP-TSP1が21年11月に登場しました。
食洗機には大きく分けて3つの種類があります。このうち、アパートに導入できるのは「据え置き型」と「タンク式」の2つ。
・タンク式:食洗機に内臓されたタンクにユーザーが水を入れ、その水を使い食器を洗浄する
・据え置き型:蛇口に給水ホースを繋ぎ、食洗機に自動給水し食器を洗浄する
それぞれのメリット・デメリットは下の通り。
食洗機 | メリット | デメリット |
タンク式 | ・設置に追加費用・手間が掛からない ・横幅がコンパクトで場所を制限しない | ・洗えるお皿の点数が少ない ・毎回タンクに水を入れなければならない |
据え置き型 | ・毎回の食器洗いがラク ・洗えるお皿の点数が多い | ・初期費用が高い ・横幅の長いモデルが多く場所を取りやすい |
2つのタイプのメリット・デメリットをタンク式・据え置き型食洗機のメリット・デメリット解説記事に紹介しました!
この2つは大きさもさほど変わらず、値段とお皿の点数に差があります。
我が家ではNP-TCR4を買った後に出たモデルなので、もっと早く出てくれていれば…と若干後悔しました。
今回の記事では、この2つの食洗機にフォーカスし、どんな違いがあるのか解説しますね!
NP-TCR4/NP-TSP1_大きさの違い
まずは大きさの違いから。結論、小さい台所にはNP-TCR4の方が置きやすいです。
NP-TCR4はプチ食洗機とだけあって、パナソニックから販売されている中でSOLOTAに次いで小さいモデル。
SOLOTAはパナソニックから発売されている、一人暮らし用の食洗機です。
我が家でも設置を考える際、カウンターに置けるサイズを探したところ、NP-TCR4がベストとなりました。
NP-TCR4はNP-TSP1より一回り小さい
次にスリム食洗機NP-TSP1。こちらはスリム型食洗機の名で通っていて、洗える点数を確保しつつ奥行を抑えたモデルです。
2つのモデルを並べてみましょう。
幅、奥行き共にNP-TCR4の方が一回り小さいですね。
サイズが小さい分、NP-TCR4の方が7kg程度軽いです。
ただ、一回り大きいNP-TSP1はフライパンを中に入れて洗えるようになっています。
NP-TCR4でも小さいフライパンは洗えますが、半径22センチまでのサイズと思ってください。
鍋のフタであれば底も深くないので、NP-TCR4でも25センチまでOK。
NP-TCR4に入るフライパンのサイズや素材については、実際にそれぞれのサイズでフライパンが入るかを検証した記事で解説しています。
NP-TCR4/NP-TSP1_価格の違い
価格の差は歴然で、本体価格でNP-TSP1はNP-TCR4の倍以上します。表にまとめますね。
据え置き型食洗機は、設置時にも分岐水栓などの費用が発生してしまい、導入時のコストが高くなってしまいがち。。
高機能な分、高くつきます。なので、NP-TSP1はパナソニックからは負担感が少なく使えるようレンタルサービスも出ているんですね。
NP-TSP1の初期費用89,000円を一度に払わなくて済むレンタルサービスは、レンタル総額でも本体価格と差は小さくお得。
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NP-TCR4/NP-TSP1_機能の違い
先ほど紹介したように、値段はNP-TSP1の方が倍以上します。なので、もちろん機能面ではNP-TSP1が優れもの。
具体的な違いは以下の通りですね。
NP-TSP1はタンク式・据え置き型の切り替えができる
1個だけ??と思われた方もいるかもしれませんが…
パナソニックから販売されている食洗機で、タンク式・据え置き型の切り替えができるモデルはNP-TSP1のみです。
タンク式の機能は不要だけどNP-TCR4よりは容量が欲しい方は、据え置き型の機能だけ残したモデルも販売されています。
他のタンク式食洗機と比べてもNP-TSP1は便利
ラクア・シロカでは洗う点数が16点なのでNP-TSP1の2/3程度ですが、設置の初期費用は半分程度で済みます。
逆に言うと、4人までの容量があるタンク式⇔据え置き型の切替可能な食洗機はNP-TSP1しかありません。
ラクアとシロカは、2~3人用のタンク式食洗機で人気のモデルです。
機能面では大差がないように見えますが、価格や他の要素で違いがあるかまとめました。
しかし、シロカも含めタンク式食洗機のほとんどは、食洗機の天井部分に給水口があります。
高さも40センチ超えなので、給水の際は数Lもの水を高くまで上げる必要があり少々大変。。
それに対してNP-TSP1はラクア・シロカと違い正面下側に給水口があり、水を上まで上げる手間がかかりません。
NP-TSP1以外のタンク式食洗機は何個か販売されていますが、~4人サイズで給水が正面からできるのはNP-TSP1のみ。他は天井部分から給水の必要があります。
食洗機正面からタンクの給水可能なNP-TSP1ですが、それでもある程度の手間はかかります。
有名なインスタグラマーさんが漫画でレビューしてくれているので、こちらに紹介しますね。
注ぎ口が根元から伸ばせるタイプの水道は、容器を介さずにNP-TSP1に水を入れられます。
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NP-TSP1は水がタンクいっぱいになると音で知らせてくれますが、ボンヤリしていると水が溢れてしまうのでご注意を…
NP-TSP1はレンタルできる
NP-TSP1はパナソニックも力を入れているのか、パナソニックストアプラスでレンタルサービスが設けられています。
本体価格9万円弱はハードルが高いですが、レンタルは月額2,570円で可能!
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レンタル期間は36か月で、製品保証も付いています。
ただ借りられるだけじゃないのもポイントです。
・定額利用は月々2,570円、補助版付は月々2,720円から
・定額利用の期間は36か月(=3年)
・37か月目からは商品進呈。定額利用中の買い取りも可能
・利用開始時に、約半年分の洗剤を同送
・定額利用中・製品進呈後の1年間は無償保証
定価で購入すると8.8~8.9万、定額利用では2,570×36=9.3万なので、両者には5千円程度の差しかありません。
とても良心的な値段設定ですね。
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上に紹介したポイントに加え、パナソニックNP-TSP1レンタルサービスのコストパフォーマンスやレンタル中の買い取りについても解説した記事を作りました。
欲しいけど初期費用が気になる…一度試してから購入を考えたい方の参考になれば幸いです。
食洗機レンタルサービスを展開している企業は他にもありますが、コストパフォーマンスでパナソニックが1番でした。
他の食洗機レンタルサービスも比較した記事もあるので、参考になれば幸いです。
パナソニックストアプラスから申し込めます
下のバナーからクリックいただければHPに飛ぶようになっています。申し込みに際して本人確認などが必要になるので、身分証をご用意ください。
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まとめ
パナソニックから販売されているプチ食洗機NP-TCR4、スリム食洗機NP-TSP1の比較を行いました。
・サイズ:NP-TSP1の方が1周り大きい
・価格:NP-TSP1の方が5万円程度高い
・容量:NP-TSP1は4人まで、NP-TCR4は3人までのサイズ
・機能:NP-TSP1はタンク式・据え置き型の切り替え可能
⇒タンク式としてのNP-TSP1は正面下に給水口があり、他のタンク式食洗機より使い勝手が良い
結論、3人以上のご家庭で転勤が多い場合はNP-TSP1がおススメです。
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引っ越す度に分岐水栓を買うのはコストが掛かるし、容量の少ないタンク式食洗機を1日に何回も回すのは少々大変。
2人暮らしで1日分の食器を洗うのに、18点洗えるNP-TCR4がピッタリなので、16点では3人の食器を賄える可能性は低め。
それぞれのご家庭事情に合った、最適な食洗機を揃えられる参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!