タンク式食洗機で販売されている7モデルについて、性能やサイズなど比較しました。
・食器容量を優先するなら東芝_DWS-33A
・コストパフォーマンスとお皿の洗浄時間を優先するならシロカ
・最安でも初期費用は3万円超。支出を抑えるならレンタルサービスも一手
アパートに設置できる食洗機にはタンク式と据え置き型(分岐水栓式)の2つがあります。
タンク式のメリットは手軽さ・コストで、設置に際して追加費用が発生しません。初期費用を抑えて食洗機を使いたい・転勤が多くて賃貸の住み替えが数年間隔である方におススメですね。
そんなタンク式食洗機ですが、据え置き型とは違い様々なメーカーから販売されています。
据え置き型の場合、パナソニックの1強ですが、タンク式はサンコー・シロカ・東芝・ANIXなど様々。
・種類が多くてどれを選べばいいか分からない…
・一番安くて機能的なのはどれ…?
という疑問に応えるべく、今回はタンク式食洗機の2大巨頭となっている ラクア と シロカ・その他のタンク式食洗機7モデルについて、性能や価格など比較していきます。
今回取り上げる食洗機はタンク式ですが、据え置き型(分岐水栓式)と何が異なるかまとめました。
・タンク式:食洗機に内臓されたタンクにユーザーが水を入れ、その水を使い食器を洗浄する
・据え置き型:蛇口に給水ホースを繋ぎ、食洗機に自動給水し食器を洗浄する
それぞれのメリット・デメリットは下の通り。
食洗機 | メリット | デメリット |
タンク式 | ・設置に追加費用・手間が掛からない ・横幅がコンパクトで場所を制限しない | ・洗えるお皿の点数が少ない ・毎回タンクに水を入れなければならない |
据え置き型 | ・毎回の食器洗いがラク ・洗えるお皿の点数が多い | ・初期費用が高い ・横幅の長いモデルが多く場所を取りやすい |
タンク式のデメリットとしてタンクに水を入れる手間がありますが、これは台所の蛇口にコネクタを繋げばOK。ホースを繋いで蛇口をひねれば給水できるようになります。
夫婦2人暮らし向けの食洗機5選(タンク式・据え置き型)|メリット・デメリット含め解説!に詳細を書いたので、参考になれば幸いです。
タンク式食洗機の性能比較一覧
今回比較するタンク式食洗機は7種類。ぞれぞれのメーカーから出ている最新式のものを持ってきています。
2~3人用で考えられた、価格帯が3万~5万のモデルでピックアップしてみました。値段は23年6月現在のものです。
何を叶えたいかでピッタリな食洗機は違ってくるので、下にまとめてみますね。
・コストパフォーマンス最優先:ANIX
・横幅がスリムなモデル:シロカ or アイリスオーヤマ or 東芝
・奥行がスリムなモデル:ラクア or ANIX
・容量の大きさ最優先:東芝
どれもそこそこ高いな…という方は、家電レンタルサービス会社の大手レンティオを使うのも手です。保障やレンタルプランが充実していますよ!
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タンク式食洗機_比較項目の詳細
なるべく高機能でお手頃なタンク式食洗機が欲しい方もいらっしゃいますよね。ということで、より詳しく比較を行っていきます。項目は下記の通り。
・価格
・大きさ
・食器の点数
・運転時間
・給水の手間
・追加機能
最後に、それぞれの項目を順位で並べてみました。
タンク式食洗機比較_価格(23年6月現在)
今回の比較は全てタンク式のため、設置費用では差が付きません。なので、本体価格のみ比較します。Amazonで出てきた価格を棒グラフで示してみましょう。
4万円以下で考えているなら、上位4つまでが候補ですね。
6位_シロカSS-MA251までは価格差が15,000円以内に収まるので、機能面を優先させても良いかもしれません。
タンク式食洗機比較_大きさ・重さ
重さ・大きさの面ではどの食洗機もほとんど差がつきません。
規格でもあるのかと思うくらい、重さは13~13.5kg、大きさは縦横42~45cmに収まります。
なので、基本はどのモデルを選んでも大差がつかない項目ですね。少しでも軽い方が良い方は、13kgのモデルを選べばOK。
サイズがほとんど同じなので、ラクア用に販売されている補助板・ラックもシロカに使えます。
タンク式食洗機比較_洗浄可能な食器の点数
食洗機ごとに差が出る項目となりました。洗える食洗機の点数は、1つでも多い方が良いです。
少し食洗機を動かし忘れたなどあると、すぐに食器が溜まってしまうため。
こまめに動かす習慣があればいいですが、まとめ洗いができるくらいの容量があるとベスト。
夫婦2人暮らしであれば、少なくとも16点以上は欲しいところなので、アイリスオーヤマではやや頼りない印象です。
なので、東芝のDWS-33Aは容量面で他より優れていますね。
タンク式食洗機比較_1回あたりの運転時間
ここでは、最速の運転コース・標準の運転コースそれぞれを比較します。
因みに我が家では、食器の汚れが少ない・すぐに洗ってほしい時は最速コース、普段のお皿洗いは標準コースで洗っています。
運転コースの所要時間は食洗機のモデル毎にけっこう違うので、いざ運転してみると時間がかかり過ぎて自分でやった方がマシ…とならないようにしましょう。
我が家ではパナソニックの据え置き型(分岐水栓式)食洗機NP-TCR4を使っていますが、標準コース vs スピーディコース(乾燥なし) の電気代を比較すると2倍近く差があると分かりました。
月々の電気代・水道代も計算しているので、タンク式食洗機とは違いますが参考になると思います。
それでは、順に掲載していきますね。
ラクアは最速コースでもシロカの標準コースに負けます。よって、すぐにお皿を洗いたい場面が多いご家庭には向きません。
タンク式食洗機比較_給水の手間
どれもタンク式なので、給水を人の手で行う必要があります。
かつ、食洗機の上面に給水口があるため、給水時は毎回40cm程度、水を容器に入れて持ち上げなければいけません。
給水を楽にできるグッズはあるので、紹介しますね!
下に紹介する蛇口コネクタは、タンク式食洗機への給水を楽にしてくれる優れもの。蛇口からホースを伸ばして、容器なしで食洗機に給水できます。
※水道の蛇口を取り換える必要がある場合、アパートにお住まいの場合は管理会社に問い合わせましょう
実際にDIYでホースを蛇口に付けた方が動画を挙げられていたので、こちらに紹介しますね。
給水グッズは他にもウォータージャグがありますが、口コミはあまり良くありませんでした…
タンク式食洗機比較_食洗機自体の追加機能
紹介したモデルの中で追加機能があるのはシロカ・東芝のモデル。
UV除菌では、赤ちゃんの哺乳瓶が除菌できたりします。シロカの場合、UVランプの寿命は約600時間(食器洗い乾燥機 アドバンスシリーズ|シロカ (siroca.co.jp)より)です。
ただ、UV除菌は使用するブラックライトの光が当たる面しか除菌できません。そのため全体的に除菌したい場合は、途中で哺乳瓶を回す・配置を変えるなど対応が必要です。
まとめ
今回は、タンク式食洗機で各社から販売されている8モデルを比較しました。以下にまとめますね。
検証した値段・洗える食器点数・標準運転時間・最速運転時間を面積で比較しました。大きい方が優秀です。
食器容量を優先するなら東芝_DWS-33A、コストパフォーマンスとお皿の洗浄時間を優先するならシロカですね。
お気に入りの方をお家に招いて、家事を楽にしてもらいましょう。
食洗機レンタルサービスもあります(Rentio)
今回紹介した7つの食洗機のいくつかは、レンタルサービスでも取り扱いがあります。特にRentio(レンティオ)では短期・長期レンタルを選べたり、故障時の保障もあるのでおススメ。
ただ、長期レンタルの場合は3カ月以上レンタルしないと解約手数料がかかってしまいます。。
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~4人サイズならスリム食洗機NP-TSP1がおススメ
今回紹介した食洗機はどれも3万円以上、そして食器も最大18点まででした。ただ、実際は夫婦2人暮らしでギリギリ丁度いいサイズであることも確かです。
夫婦共働きの我が家は18点まで洗える食洗機を使っていますが、平日1日分の食器を洗うのにちょうどいい感じです。
そうなると、休日の時や少し多く食器を使った日では18点を簡単にオーバーするのが現実。なので、時には18点以上詰め込んで洗ったりしています。
・18点以上洗える仕様じゃないと不安
・初期費用を抑えて使いたい
上の要望をお持ちの方には、今回ラインナップされているタンク式食洗機ではやや心もとない。そこで、1サイズ上のタンク式食洗機NP-TSP1の食洗機レンタルサービスがパナソニックから出ているので紹介しますね。
- 初月無料!パナソニックの食洗機レンタルサービス
リンク先:【パナソニック公式通販】家電・電化製品なら安心のPanasonicオンラインショップ
*定額利用プランを契約後36ヵ月迄に解約の場合、解約手数料として2ヵ月分相当の利用料が必要です。
クリック後、少し下にスクロールすると食洗機のコーナーがあります!
レンタルサービスの利点は、何といっても初期費用の安さ。月々2,570円から24点まで洗える食洗機が使えるので、最初に何万円も払うハードルが無くなります。
詳しく知りたい!という方へ、NP-TSP1レンタルサービスに特化して紹介した記事を用意しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!